時 薫るまち川越。
川越と言えば、我が家は毎年夏に川越水上公園に行きます。
また、入間のコストコに行く際にも川越インターを利用しています。
川越の城下町をゆっくり観光したいと思っていても、これまでゆっくり観光したことはありませんでした。
という事で、子供達が学校に行っている間に川越の城下町を観光する事にしました。
有休をもらって、まずは入間のコストコとアウトレットによって、残された時間は2時間です。
時の鐘
車は川越大手町パーキングに停めました。駐車料金が安く、時の鐘まで歩いてすぐです。もう少し南にあるタイムズでもいいと思います。
歩いて時の鐘へ。
この鐘つき通りに来ただけでもテンションが上がります。
美味しそうなものがいたるところで売られています。
後でおさつチップを買おうと心に決めて、通り過ぎます。
スタバもおしゃれ。
時の鐘に着きました。
時の鐘は『残したい日本の音風景100選』に選ばれています。
川越城主の酒井忠勝によって建てられ、現在の時の鐘は明治時代の川越大火の直後に再建されたものだそうです。
中には薬師神社があります。
蔵造りの町並み
一番街に出ました。
仲町交差点から札の辻交差点までの400mほどに渡って、蔵造りの町並みが続きます。
城下町の雰囲気が最高です。
そのまま『かおり風景100選』に選ばれた菓子屋横丁に寄りたいところでしたが、市役所へ。
太田道灌像
市役所前が川越城の西大手門跡地になり、西大手門跡の石碑があります。
市役所敷地内には川越城を築城した太田道灌像もあります。
私の小2の子供は太田道灌ファンなので、必ず連れて来たいと思います。
川越城中ノ門堀跡
旧城内に残る唯一の堀跡です。
敵が西大手門から攻め込んだ事を想定してして造られたそうです。
中ノ門堀跡の向かいに道灌まんじゅうという老舗和菓子屋さんがあります。道灌まんじゅうという名前だけでもテンションがあがります。
霧吹きの井戸
いつもは井戸に蓋がしてあり、敵が攻めて来て城が一大事というときにこの蓋をとると、中から霧が立ち込めて、たちまち城を包み隠してしまったと言われています。
こうした伝説から川越城は霧隠城とも言われているそうです。
霧吹きの井戸は市立博物館の敷地内にあります。
上の写真の右下の芝生のところです。
霧吹きの井戸は川越城七不思議の1つになっています。
川越城本丸御殿
川越城本丸門跡を過ぎると、
川越城本丸御殿です。
日本100名城の川越城。
川越城本丸御殿は現存する貴重な本丸御殿なので、ぜひとも中に入りたいところですが、諦めて三芳野神社へ。
早く帰らないと子供達の学校が終わってしまうので。
ちなみに、本丸御殿の西にある高校が県立川越高校で、ウォーターボーイズのモデルとなった高校です。
三芳野神社
童歌『とおりゃんせ』発祥の地です。
三芳野神社は川越城の鎮守として城主の酒井忠勝によって再建されたと言われています。城内に建てられているため、一般庶民はなかなか訪れることが出来ませんでした。そんな庶民の思いが童歌になったそうです。
三芳野神社の片隅に土塁が残っています。写真の石垣は関係ありません。
富士見櫓跡
三芳野神社から少し歩くと富士見櫓跡があります。
川越城には天守閣がなく、富士見櫓が天守閣の代わりとして機能していたそうです。
残念ながら階段が立ち入り禁止になっていて登ることは出来ませんでした。
お土産購入
最後は時の鐘がある鐘つき通りに戻って来て、子供達のお土産におさつチップを買って終了です。
約2時間の観光コースでした。
(もうちょい時間が欲しかった・・・)
川越城の城下町散策はなかなか楽しいですね。
今度は子供を連れて、川越城本丸御殿の中と喜多院にも寄ってみたいと思います。